『ツレがうつになりまして』 | 灯りをともそ★ろうそく屋日記

『ツレがうつになりまして』


こらっ パンチ!  

キャンドルも作らんと、また映画を観に行ってんのかい !!


・・・と、自分にツッコんでみましたはは。




は、は、は。 笑えない~。






観てきたのは、『ツレがうつになりまして 』。




灯りをともそ★ろうそく屋日記-つれうつ


売れない漫画家の晴子さんと、しっかり者のサラリーマン・幹夫さんは

とっても仲の良い夫婦。

ある日、幹夫さんがうつ病になってしまったことが発覚。

変化に気づいてあげられなかったことを後悔しつつも、

今まで怠けてきた晴子さんはその事実を受け止め

がんばらないことを宣言して、一念発起。

ふたりの生活を漫画にし、編集部に持ち込む。

やがて幹夫さんに好転の兆しが現われて……。



          * * * * * * * * * *



うつ病が原因で、大事な友人を亡くしてしまったし、
ぎりぎりのところで生還した友人もいる、ワタシ。
うつに関するいろんな本を読み漁りましたっけ。
今日日、うつ病は「心の風邪」で「誰だってかかっておかしくない」と
広く思ってもらえるようになってきたんだなぁ、と、ちょっと感無量。




でも、もっと、すっごい壮絶・・・なんだよ。
(個人差もあるだろうし、原作もそこんところ描いていないし。)
ってね、そんなふうに噛み付いちゃだめなんですけどね。映画なんだもーん。



それでも、くすっと笑えて、ホロっとして。
やっぱり夫婦っていいよね、と
じんわり胸のあたりが暖かくなる映画でした。
(『毎日かあさん』に、ちょこっと通じるものがあるかも?)


宮崎あおいちゃんと、堺さん、自然な感じが良かったです。
そしてイグアナのイグちゃんが、いい味出してました。
傍若無人、泰然自若、悠々自適(?)などという言葉がぴったりかも。ふふふ。